2021/06/30:総務企画消防委員会(自治体DXに関する学習会)
DX推進監の東 富彦(あずまとみひこ)さんより、「中津市が目指すDX推進」について説明を受けました。
「DX推進の3つのポイント」として、市役所内の各課(原課)の理解を徐々に広げていく段階的なプロセスで進めることとし、
1. 中津市の政策に沿ったわかりやすい成果を示して原課の理解を得る
2. ノーコードツールを活用し、職員が主体的に取り組めるようにする
3. API駆動型DXにより、既存システムと新しいデジタル技術を接続する
市民向けサービスDXの方向性として、「単純なデジタル化から、より市民に身近なサービスへ」を目指しています。
今後は、市民の生活に役立つ新しいデジタルサービスとして、⓵電子申請(市への各種申請やアンケートに回答することができます)、②認可保育所(受入可能な認可保育施設や絞り込み検索機能)などを推進していくとのことです。
おおむね3カ年計画で、DX推進を図っていくスケジュールが示されました。
電子申請にあたり本人確認書類の添付が課題となりますが、現在一部の申請で運転免許証やマイナンバーカード等の写真を添付する方法が取られていますが、個人情報管理上問題があり、見直しが必要であることを指摘しました。