2021/04/30:中津市の出生数の推移
4月30日、自宅にこもって中津市の出生数の推移をグラフにしてみました。
新型コロナウイルス感染の拡大で、可能な限り自宅でテレワークに努めています。
中津市の住民基本台帳データによる出生数は、H19年度の758人、H26年度818人に対して、R元年度には616人と激減しています。
女性人口(15歳から49歳)も、H19年度の16,356人、H26年度15,587人に対して、R元年度には14,651人と激減しています。
婚姻数は、H19年度の471人、H26年度429人に対して、R元年度には410人と逓減していますが、出生数激減の大きな要因とは言えません。
出生数の激減の要因は、子どもを産む年代の女性の減少によるものと推測されます。
R3年4月1日時点の住民基本台帳データにより、男女別、各年齢層別5年間変化率をグラフにしてみました。
全年齢で見るとH28年度からR3年度の5年間の変化率が大きかったのは、70歳以上を除けば、0~4歳の子ども、20~24歳の女性となっています。
これまでも、女性の転出超過を解消するための施策が必要と議会で指摘してきましたが解消できていません。
県外の大学等への進学で、18歳以降の人口が減少すると答弁してきましたが、男性の変化率はプラスになっています。
20歳から24歳の女性人口を増やすための集中的な施策が急務となっています。