活動報告
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2021/03/16:3月議会常任委員会(総務企画消防)

 3月16日、3月議会に上程された議案の審査を行う総務企画消防委員会を開催しました。
 委員会に付託された予算案や条例議案を審査しました。

3月議会常任委員会(総務企画消防)

 議第10号 令和3年度中津市一般会計予算について、歳出、第2款 総務費、第1項 総務管理費 第9目 企画費のうち、地域振興対策事業費の地域公共交通事業費負担金に関して、
 地域公共交通事業費負担金の中に、公共交通調査事業負担金が含まれているが、そこで行う中津市地域公共交通網形成計画見直しに伴うアンケート調査のニーズ分析について、内容と実施方法はどうなっているのか、との質疑に対して、
 アンケートの実施方法については、移動手段を必要とする住民の抽出を行い、リストから抽出された住民に対して本調査を実施するという二段階で行うようにしています。調査により真に移動手段を必要とする方の移動ニーズを把握して、市街地における課題の優先性を整理していくかたちとなっています。市民アンケート及び主要施設利用者に対してヒアリング等の実施を行っていく内容となっています、との答弁がありました。

3月議会常任委員会(総務企画消防)

 次に、歳出、第9款 消防費、第1項 消防費、第1目 常備消防費の委託料について、
 ネットワーク機器設定・設置委託料(188,705千円)の内容は、との質疑に対して、
 この委託料については、平成26年度に導入した消防指令システムの中間更新に係る費用です。機器のほとんどがコンピュータ制御であり、定期的な更新をしないと支障が出てくるため、その更新に係る費用です。今回の更新は、現在中津市に設置している消防指令システムに係る分で、令和6年4月1日を目指している新しい指令センターの分とは別になります、との答弁がありました。
 また、今回の更新は共同運用までの3年間のみのためなのか、それとも令和6年度以降もそのまま使えるのか、との質疑に対して、
 この機器は令和6年度以降も使えるものではありますが、共同運用のシステムについては、まだメーカーが決まってない状況であり、もし中津市と違うメーカーが入った場合は、接続ができないと聞いています。中津市単独では使えるかもしれませんが、最終的にどこまで残すのかについては今後の協議で決まっていくものと考えています、との答弁がありました。
 また、令和6年度からの共同運用が決定しているなか、今の中津市の機能を維持するためだけにこれだけお金を掛けるというのは問題があるのではないか。共同運用に合わせた対応はできないのか、との質疑に対して、
 消防本部としても、もっと延命化できないのかメーカーとも協議をしてきましたが、これ以上続けていくと、故障が増えることが予測され、保証もできないと言われています。平成26年度に今のシステムを導入したときには、メーカーからは5年で中間更新、10年後には新しい機器に替えることを推奨されましたが、それを2年ずつ延ばして、7年後に2億円で中間更新をし、14年後に新しく機器を更新するという計画を立てていました。その後、共同運用の協議が始まった為、メーカーと協議をしながら更新内容を精査し、当初予定していた2億円から引き下げてきたという状況です。確かに経費は掛かりますが、現場の活動に支障が生じるようなことのないようにしていかなければならない為、今回予算に計上させて頂きました。今後も、なるべく経費が掛からないように、メーカーとも交渉をしながらやっていきます、との答弁がありました。

 次に、職員給与について、
 職員給与に関連して、男女の比率について正規職員の場合は男性の方が多く、任期付や短時間になると女性の方が多くなるという報告がありましたが、男女雇用機会均等法や同一労働同一賃金について、市としてどのように検討しているのか、との質疑に対して、
 現在、市職員の採用においては性別にかかわりなく、受験者の能力本位で採用しています。ここ数年の新採用職員については、女性の方が割合としては多くなってきています。非正規職員についても、募集時の任用条件に資格等の条件は掲げますが、性別要件はありません。結果として女性の方が多くなっている状況です。同一労働同一賃金についても、職責に応じて処遇を決めています。との答弁がありました。

 次に、採決にあたり討論を求めところ、議第10号 令和3年度中津市一般会計予算について反対討論があり、挙手採決の結果、賛成多数につき、原案可決と決しました。
 その他の案件につきましては、討論はなく、全員異議なく、原案可決と決しました。

※委員長報告の内容は、関連資料をご覧ください。

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