2月22日、中津市議会の3月議会が開会し、会期を2月22日から3月23日までの30日間と決定し、市長より行政報告、提案理由の説明が行われました。
　今議会には、令和3年度一般会計当初予算（416億327万円）、令和2年度同補正予算など48議案、報告4件が上程されました。
　令和3年度当初案は、2年度当初比0.1％増。歳入は、コロナ禍による経済活動の縮小で、市税が約3億6100万円減。財政調整基金を令和2年度比28.5％増の約12億7700万円取り崩しています。
　主な事業として、クリーンプラザの長寿命化工事費（9億4933万円）や新型コロナウイルスワクチン接種事業費（2億1714万円）、三口配水池増築事業（13億4770万円）、指定ごみ袋導入関連事業（6999万円）、耶馬渓公民館整備事業（1895万円）、住民情報システムのクラウド化（6454万円）などが計上されてます。
　また、条例改正では、指定ごみ袋有料化を実施するための条例化や新博多町交流センター設置、管理に関する条例の改正、雇用促進住宅の用途廃止条例等が上程されました。

　また、中津市飲食業組合、商店街連合会の要望を受けて、「緊急事態宣言地域内とその周辺自治体との地域経済支援の格差を是正し、地域事情に応じた支援が行われることを強く求める緊急決議」を全会一致で採択しました。
※決議は、関連記事をご覧ください。

※令和３年度 当初予算の概要は関連記事をご覧ください。