活動報告
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2020/11/02:複合文化施設「さいき城山桜ホール」の現地調査
複合文化施設「さいき城山桜ホール」の現地調査

 11月2日、佐伯市の複合文化施設「さいき城山桜ホール」の現地調査に行ってきました。
 鉄筋3階で延べ床面積は6,481㎡。建設費は約49億8110万円。歴史的な街並みにマッチするよう、小さな屋根を組み合わせたような外観となっています。ガラス張りを多用し、外から利用者の活動が見えるように工夫され、街中に活気を生む工夫をしています。
 最大916席の大ホールの客席は可動式で、舞台下などに収納すればステージを広く使うこともできます。読み聞かせなど多目的に使える「子育て・子育ち支援室」やキッチンを備えた「食育活動室」、スタジオ、会議室、市民団体が活動を行えるスペースなど、様々な機能を備えた複合交流施設です。
 また、館内には自由に利用できるフリースペースがあり、だれでも気軽に利用できます。

複合文化施設「さいき城山桜ホール」の現地調査

 この複合文化施設「さいき城山桜ホール」は、中心市街地の活性化や文化振興の拠点として活用され、周辺の駐車場や芝生広場を含めた大手前開発事業の総事業費は約70億9千万円となっています。

複合文化施設「さいき城山桜ホール」の現地調査

 今回、中心市街地活性化を図るための再開発事業として注目していた施設が完成したことを受けて現地調査を行いました。景観に配慮した外観で、幅広い市民が集える機能的で開放感のある複合文化施設となっています。
 今後は、約71億円の大手前開発事業が中心市街地活性化にどのように寄与するのか。また市の財政に与える影響を注視していきたいと考えています。