2020/10/30:道の駅おうとう桜街道、小石原の現地調査
10月30日、道の駅を活用した地域活性化の調査を行うため、道の駅「おうとう桜街道」と「小石原」の現地調査を行いました。
道の駅「おうとう桜街道」は1億円のトイレで有名で、九州の道の駅ランキングでも上位に入る西日本で最大級の道の駅です。
敷地内には地元で採れた新鮮な野菜や特産品が並ぶ直売所兼レストランの「もみじ館」や天然の温泉施設「さくら館」があり、子どもと遊べる「親子ふれあい広場」には、ゴーカートやトーマス列車まであります。
隣接には広大なコスモス畑が広がっていました。
この道の駅は物産館で買い物をするだけでなく家族で1日ゆっくりと楽しめる施設となっています。
国道211号沿いの道の駅小石原には、三百年の伝統をもつ「小石原焼」の窯元50軒が出店し、 陶器コーナーや地元の新鮮な野菜等の即売を行う物産コーナー、レストランを設置しています。
東峰村の約50軒の窯元作品を一堂に展示・販売している「陶の里館」で、窯元の個性を個性を一つひとつじっくり楽むことができましす。お気に入りの窯元を見つけて、窯元巡りに出掛けました。
小石原皿山にある「高取八仙窯」にお伺いしました。
茅葺きの家は、明治三年に住居兼仕事場として建てられた大変貴重な建物で、入口にあるもみじが紅葉してとてもきれいでした。
庭先で、山芋をほっていた叔父さんにお声かけをしたら店主の方で、朝鮮から伝わった、連房式の登り窯を見学させてくれました。火口の他に4部屋あります。
道の駅で品定めをしてその窯元を巡るこのスタイルは、滞在時間の延長やお店の販売促進にも繋がります。
おかげで、お気に入りのマグカップも見つかり、楽しい小石原窯元めぐりとなりました。
また、八仙窯の店主の温かいおもてなしに感激し、次回は妻と一緒に買い物にきたいと思いました。
中津市内にある3か所の道の駅にも、観光地や物産を品定めし、旅の起点する仕掛けが必要と感じました。