9月23日、9月議会の総務企画消防委員会を開催し、付託されている議案の審査を行いました。
令和2年度一般会計補正予算では、非常備消防施設整備事業の防火水槽整備工事費(390万円)が計上されています。耶馬渓町大島(アクアパーク先)の防火水槽の法面の崩壊防止工事に伴う追加予算です。地元住民からの通報により崩落の危険性を察知したとのことで、防火水槽の定期的な巡回を実施すべきとの指摘がありました。
また、防火水槽の維持管理について、何年間も水抜きが実施されずに放置されている防火水槽があり、年に1回は清掃と点検を実施すべきとの指摘がありました。
※写真は、北部公民館横の防火水槽(3年前に清掃)
地方交付税について、当初予算額108億6900万円に対する2億8900万円の減額の理由について、交付税の算定基礎である基準財政収入額の増加による減額であり、当初見積もった市民税、固定資産税が増額となったとの説明がありました。
また、財政調整基金繰入金(3億7656万円)の減額について、令和元年度繰越金(5億9806万円)の計上等による財源調整の結果との説明がありました。
コロナ感染症対策の基金繰入額は約9億円(内財政調整基金6億7000万円、地域振興基金2億3000万円)となっており、予備費5億円の有効活用と財政調整基金の取り崩しにより、さらなる事業者等への支援を実施すべきとの意見がありました。
執行部から、令和2年度末の財政調整基金残高は30億円を下回る(令和元年度末より約6億円減少)こととなり、コロナ感染症対策の財源は国・県の補助金を活用していきたいとの答弁がありました。
審議終了後、付託された議案に対する採決を行い、原案どおり可決しました。
今回の委員会より、タブレット端末を使用して審査を行いましたが、委員長には2台のタブレットがないと進行に支障が生じることが分かりました。今後の検討課題です。