2020/06/24:6月議会一般質問
6月24日、6月議会の一般質問(2日目)が行われ、5名の議員が登壇しました。
コロナ感染症の影響について、生活保護受給者は3月855人、4月857人、5月859人と増加していない実態が明らかとなりました。
しかし、コロナ感染症の影響で生活困窮となった方に対する生活福祉資金の貸し付けは、5月末までに410件(貸付総額1億678万円)となっており、事態の深刻さが明らかとなりました。しかし、市独自の生活困窮者への給付金等の支給は考えていないとの答弁がありました。
また、公立学校におけるコロナウイルス感染症対策によって、教職員の業務量が増大している実態を踏まえ、清掃に必要なアルコール消毒液の配付や教員の加配、教育指導員、スクールサポートスタッフの増員を検討しているとの答弁がありました。
すでに、6月1日より授業が再開されており、早急な対応が必要と考えます。
避難所におけるコロナウイルス感染症対策として、間仕切り105セット、簡易ベット70ケ、マスク9万枚、防護服300枚、手指消毒液200本を備蓄し、200ヶ所の避難所を確保したことが明らかとなりました。
県内においては、コロナウイルス感染症対応の避難所運営訓練等が開催されていますが、中津市では市職員のみの訓練しか実施されていないため、災害発生時には混乱が危惧されます。市内の防災士を参集し、早急に避難所運営訓練を実施する必要があると考えます。
※写真は、新型コロナウイルスを踏まえた避難所運営訓練を総合体育館で行う熊本県益城町の職員ら=5月24日、同町(同町提供)