2月19日、会派の地方財政セミナーを開催しました。
　中津市自治研究センターの福田理事長を講師に迎え、2020年度国家予算案の概要と地方財政対策案の概要について説明を頂きました。
　市の2020年度当初予算の編成が国家財政や地方財政対策を踏まえたものかを調査するのが目的です。
　市の税収の伸びや地方交付税の見込み等は、地方財政対策を踏まえたものとなっていますが、市の財政状況は非常に厳しい状況にあることは明らかです。

　また、3年後には赤字再建団体になる恐れがあり、財政再建計画を策定中の杵築市の財政状況とその要因について説明をしました。
　4年前の中津市の大型事業の見直しが不十分であったため、市の財政状況が悪化しつつあります。3年間で20億円の改修費用のかかるゴミ焼却施設の改修もあり、少なくても向こう4年間は大型事業はできない状況にあることを報告しました。