活動報告
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2019/12/11:12月議会議案質疑

 12月11日、12月議会の議案質疑が行われ3名の議員が登壇しました。
 「中津市中小企業振興基本条例の制定」については、中津市議会の決議に基づき制定されるものです。
 この条例では、地域全体で中小企業の振興に取り組むことにより、中小企業の積極的な事業活動の展開及び持続的な活力の向上を促し、市の経済を発展成長させていくとしています。
 今後策定される振興計画や具体的な振興策を実施するのあたって必要な財源をいかに確保していくのかが課題と考えます。
 

12月議会議案質疑

「西谷温泉」宿泊棟の火災に伴う「損害賠償を求める訴えの提起」については、1266万円の損害賠償を求めて、大分地裁中津支部に提訴する方針です。
 火災は昨年8月12日に発生し、打ち上げ花火で木造平屋の宿泊棟4棟(計約170平方メートル)を焼失させたものです。
 市は被害総額(約6860万円)のうち、建物総合損害共済が適用されなかった宿泊棟の撤去整地費用などを支払うよう訴訟を起こす予定です。
 この被害総額には、火災に伴う休業等の営業補償が含まれていないため、西谷温泉施設の指定管理者が提訴するか検討中とのことです。
 私の所属する常任委員会に付託されるため、営業補償の問題や建て替えの在り方等も含めてしっかり審議していきたいと思います。

12月議会議案質疑

 ダイハツアリーナの空調改修工事費(4371万円)について、これまでエアコン利用料を払っているのに、夏場に体育館を使用すると暑いとの苦情をいただいていました。
 過去に、暑さ対策で屋根に遮熱塗料を塗装しましたが、解決に至りませんでした。
 35℃を超える猛暑対策として、今回は観客席の上部に吹き出し口を設け、エアコン5基の増設工事を行うとしています。
 16日に開催される教育産業建設委員会の中で、詳しく審査が行われます。

12月議会議案質疑

 「中津市漁港管理条例の一部改正」については、全国的に、漁港等にけい留されている放置艇による様々な問題、例えば、他の船舶の航行の支障、洪水・津波・高潮などの自然災害における船体の流出による二次被害の発生、沈船から漏出した燃料油による水域の汚染、更には景観の阻害などの多岐にわたる問題が顕在化しています。
 国の管理する中津港、大分県が管理する小祝漁港と同様に、中津市の管理する今津漁港のプレジャーボートのけい留に係る使用料を徴収し、放置艇の解消を図るとしています。
 この条例は、令和2年4月1日より施行することとなっています。
この条例の改正によって、プレジャーボートの係留保管の適正化が図られることを期待しています