2019/12/04:12月議会一般質問(2日目)
12月4日、12月議会の一般質問が行われ、5名の議員が登壇しました。
国の山国川災害復旧工事の掘削土砂埋め立て地(市内永添、4万平方メートル)の利用計画について、来年度末までに計10万立方メートルの土砂を受け入れる予定で、今後、埋め立て地の利用計画を検討していきたいと答弁しました。
また、市内各所に設置している海抜表示板の劣化については、津波対策で2012年度に設置したが経年劣化で印字が薄くなった部分や、避難方向を示す矢印が分かりにくいとの意見もあります。国交省が薦める洪水時の浸水高の表示導入も合わせ、更新を検討したいと答弁がありました。
公共料金支払いのキャッシュレス化については、自宅から納付できるよう、来年4月からスマートフォン決済アプリ『ペイビー』『ペイペイ』を新たに導入する準備を進めていると答弁がありました。
また、市内の空き家は2715棟、内旧中津1991棟、旧下毛722棟となっています。
その内、活用可能な空き家が1016棟、一部改修必要1087棟、老朽化・危険家屋612棟となっています。
旧下毛地域については空き家バンク制度があり、購入者等へ空き家改修補助金等が支給されます。
しかし、旧中津市内には空き家バンク制度が適用されていません。
過疎地域への移住促進対策として始めた空き家バンク制度ですが、旧中津市内の空き家も増加してきており、早急に対象範囲の拡大が必要です。
※写真は空き家バンクに登録された物件。