12月3日、12月議会の一般質問が行われ5名の議員が登壇しました。
私は1番バッターで登壇し、以下の3点について質問しました。
1 保育所等の待機児童の解消
2 放課後児童クラブの待機児童の解消に向けて
3 福澤諭吉先生の顕彰と1万円札
1、保育所等の待機児童の解消
「母子手帳交付、出生時における事前申し込み」
空き待ち児童となる一例として、4月時点で定員いっぱいの園児を受け入れて、途中入所を受け入れていない園もあると聞いています。このケースの園では、下の子が1歳になってその園を希望しても入れないということになります。
母子手帳交付や出生手続きの際、保育所入所の希望調査を行って、保育施設等利用調整を行うことはできないか伺います。
【答弁】
現在、里帰り出産や長期入院等により園を一時的に退所する場合、施設から申請があれば復帰時に優先的に調整を行っています。今回のケースについても優先調整が可能かどうか各施設との協議及び、福祉的な観点からの検討が必要と考えます。
2、放課後児童クラブの待機児童の解消に向けて
「待機児童解消に向けて」
現在、待機児童が発生している小楠校区と3期休業中限定の児童クラブの定員増に向けた検討状況について伺います。
【答弁】
今年度待機児童が発生した小楠校区では、今後20名程度の定員の増を検討しています。
また、長期休業期間限定児童クラブについて、既存の公共施設を有効活用し利用枠の拡大を検討しています。
また、三期休業限定の児童クラブについて、小学校のランチルームや多目的室等の活用についての考え方について伺います。
【答弁】
長期休業期間限定児童クラブは、夏休みに集中する利用ニーズに対応することで、常設の児童クラブの待機解消を目的に、旧公民館等を活用して3ヶ所で実施しています。
現時点では、人材確保や効率的な運営の観点から、すべての小学校での実施は困難と思われますが、利用のニーズに応じて、教育委員会や学校現場と十分協議を行いながら学校のランチルーム等を活用していきたいと考えています。
3、福澤諭吉先生の顕彰と1万円札
「埼玉県深谷市との友好都市協定の締結」
この際、新1万円札の渋沢栄一翁の故郷・埼玉県深谷市と友好都市協定を締結し、福沢と渋沢の縁(円)を通じた観光交流や新旧1万円札せんべいの記念セット販売など官民を挙げての交流ができないものかと考えますが如何ですか。
【答弁】
友好都市について具体的な要件がある訳ではありませんが、友好都市協定を締結する相手方として、一時的な交流にとどまらず、その後も継続して、行政だけでなく民間レベルでも定期的な交流を図ることができる都市であることが望ましいと考えます。
そこには、歴史的な背景が同じであったり、自治体として類似性があったりするなど、友好関係を継続するだけの共通点が必要であるように思います。
埼玉県深谷市との友好都市協定締結についてですが、相手方の意向もあることですので一概にお答えはできませんが、今回、1万円札の肖像変更を契機として、末長い友好関係が築けるとお互いに判断することができれば、何らかの連携・協力体制が築けるものと考えております。