活動報告
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2019/11/13:なかはくトークセッション「地方の資料が語るもの」
なかはくトークセッション「地方の資料が語るもの」

 11月13日、中津市歴史博物館は国文学研究資料館と新日本古典籍データベースの構築協力に関する覚書を締結しました。
 同日より、このデータベースで江戸時代の中津藩医前野良沢が携わった西洋医学翻訳書「解体新書」など市所有の44史料、1800カットの公開を始めました。

なかはくトークセッション「地方の資料が語るもの」

 締結式の後、国文学研究資料館のロバート・キャンベル館長と、九州大学ヴォルフガング・ミヒェル名誉教授との記念トークセッション「地方の資料が語るもの」が開催されました。
 キャンベルさんは「データベースを活用し、研究が進むと日常生活が豊かになる」「社会の変動とともに地域の貴重な資料の価値が認識されずに失われたこともあった。次の世代につながる歴史的知見を、自治体も関わりながら残していくことが大切です」と話し、活用を呼びかけていました。