活動報告
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2019/10/29:新生市民クラブ先進地視察(31日まで、上勝町、高知市)
新生市民クラブ先進地視察(31日まで、上勝町、高知市)

10月29日から31日まで、会派の視察で徳島県上勝町の葉っぱビジネス、ゼロ・ウエスト、インターシップ事業の現地調査と高知県で開催される全国市議会議長会研究フォーラムに行って来ました。

新生市民クラブ先進地視察(31日まで、上勝町、高知市)

 29日、上勝町では、①ゼロ・ウエストの取り組み、②彩(葉っぱビジネス)事業の取り組み、③インターシップ事業の取り組みについて現地調査を行いました。
 成果として、
1.ゼロ・ウエストの取り組み
 全国で「3R(Reduce, Re-use, Recycle)」などのごみ削減の指針が提唱されてきましたが、ゴミの排出量自体は減っていません。1日あたり1人約1キログラムという量は、2008年度以降、ほぼ横ばいのままです。
 地球の貴重な資源を、未来にも残していくために、第1にゴミとなるものを製造しないことが必要です。第2にゴミの「発生抑制」を進めること、資源がしっかりと「循環」する仕組みをつくることが大切です。今までどおりに「作って、買って、捨てる」を続けていくという無意識の常識を、変えていく必要があります。
 具体的には、ペットボトルの飲料水は購入しない、マイボトルの水筒を持参する。特に行政は庁内では販売、使用をしないなど、徹底した取り組みが必要です。さらに、家庭ゴミの40%を占める生ゴミの排出抑制に向けた方針を早急に決定する必要があります。例えば、モデル地域を設定した生ゴミの分別収集の試行など、行政が一歩前に踏み出さないとこの問題は解決できません。
2.彩(葉っぱビジネス)事業の取り組み
 使いやすいアプリを開発し、パソコンやタブレットを使いたくなる環境さえあれば、それらに縁の無い高齢者にも使ってもらえるという点に興味を持ちました。
 さらに、横石知二さんのあげたビジネスの成功に必要な3つのポイント
 「人それぞれに居場所と出番をつくること」「頑張ったことを評価してあげること」「からぶりをさせずに自信をつけさせてあげること」です。
 上勝町の葉っぱビジネスの成功に導いた要因は、料亭のツマモノから山の葉っぱを売ることを思いついたアイディアだけでなく、ITを上手く使うことで、高齢者に居場所や活躍の場を作り、まだ社会の役に立てるという自信を取り戻させることができたからと考えます。
 中津市においてもITを使って、儲かる農業と合わせて高齢化問題を解決する一助になるような事業を創出していきたいと考えます。
3.インターシップ事業の取り組み
 「いろどり農家さんの後継者育成」を掲げながらも、まず町のファンを増やしながら、長期的な視点に立って、行政と民間が連携して人材育成に取り組んでいくという戦略があり、その上でインターンシップ事業が組み立てられ展開されていることが注目すべきところです。
 行政の支援で、参加者は参加するための費用負担が少なく参加でき、コーディネート業務もしっかり行うことができます。参加期間も比較的自由に選ぶことができ、気軽に参加しやすいプログラムとなっています。結果として、年間100名を超える数の参加者が町に訪れることにつながっており、中津市においてもNPO等と連携した取り組みを模索していきたいと考えています。

※詳しくは、関連資料をご覧ください。

関連資料
新生市民クラブ先進地視察(31日まで、上勝町、高知市)

 30,31日の全国市議会議長会研修フォーラムでは、基調講演やパネルディスカッション、課題討議を踏まえて議会活性化のための船中八策を探りました。
 成果として、
 中島岳志教授のから、「時代に応じて徐々に対話しながら変えていくという穏健的な漸進主義が保守の本来持つ重要な役割であり、保守、革新政治家のそれぞれの目指すべき方向性など参考になる考察について学ぶことができました。
 今の中津市議会では、国会の与党対野党の構図による議会運営が進められており、敵味方に分かれてしまっています。市議会内にある「保守の会」には寛容という観念が欠けてきており、議員は「中津市民党」の立場で、議会運営を進めていく必要があります。
 コーディネーターの坪井さんの「予算や事業の採否などの最終決定権を握っているのは議会であり、地域の未来を左右する重大な使命を担っている。当然、その分責任は重い。すべての議決にあたって、公明正大で説明可能な判断を求められている。」との発言が胸に刺さりました。議員の使命を果たすべく、日々切磋琢磨してその責任を全うしていきたいと決意を新たにしました。
 上越市議会の「議会モニター制度(アンケートモニター500人、コアモニター30人)」の取り組みは、議会改革につながっていくと感じました。第3者の意見を議会改革に反映していかないと手前味噌の改革で満足してしまいます。停滞している中津市の議会改革を推進していくため、是非この制度の導入を求めていきたいと考えています。
 周南市議会の「決算審査における議会が行う行政評価の取り組み」について、中津市では行政評価すらできていない状況にあり、具体的な目標数値に対して実績がどうあったのか、費用対効果等の指標がない中で、議会での決算審査を行っています。決算審査を次年度の予算や執行に活かしていくため、執行部に対して行政評価の実施を求めていきたいと考えています。

※詳しくは、関連資料をご覧ください。

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