活動報告
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2019/09/26:9月議会自由討議

 9月26日、9月議会の自由討議が開催されました。
 今回の自由討議の議題は、以下の2点でした。
1. 民生児童委員のなり手不足解消に向けて
①民生児童委員のなり手不足要因
②なり手不足解消に向けた取組み
(補足説明者: 須賀 要子 議員)

2.高齢者・障がい者・交通弱者への外出支援の充実で、誰でも住み続けられ地域づくり
①誰が、どのような外出の困りごとを抱えているかの把握
②既存のしくみや制度を点検し、解決策を考える
③活用できる、人・モノ・お金の調査
④継続してできるようにする為の不安要素の解決
(補足説明者: 荒木 ひろ子

9月議会自由討議

1. 民生児童委員のなり手不足解消に向けて
 私は、民生児童委員の校区・地区ごとの定数にアンバラがあり、20年、30年前の定数が引き継がれている。
 1人当たりの世帯数は、最大約500軒、最小約80軒、平均200軒となっており、各校区、地区ごとの定数の見直しが必要と考えます。さらに、校区内の自治区単位の定数も片よりがあり、市が中心となって配置基準の見直しを行う必要があると指摘しました。
 さらに、定年延長のあおりを受けて、退職してから民生・児童委員に選任されるという流れでは、政府の70歳定年となった時点で、民生委員の定年75歳までに、5年間しかできなくなります。
 民生児童委員の業務の軽減、会議の夜間開催、定員増を図るなどの改善が必要と訴えました。

9月議会自由討議

2.高齢者・障がい者・交通弱者への外出支援の充実で、誰でも住み続けられ地域づくり
 私は、公共交通空白区の北部校区に住んでいて、車に乗れないお年寄りは、タクシーで福島の脳神経外科まで月に1回程度通っており、その負担が大きいと聞いています。逆に、耶馬溪のコミュニティーバスが走っている地域に住んでいる人は、娘が週に2~3回病院に連れて行ってくれるのでバスには乗らないとの声を聞いています。
 バスがなくては困る人を対象に意見を聞かないと空気を運ぶバスとなってしまいます。
 さらに、バス停まで歩けない人、バスのステップを登れない人にとっては、ドアツードアのデマンドタクシーを走らせる必要がります。
 デマンドタクシーと路線バスへの補助・コニュニティーバス運行経費の比較検討を実施し、費用対効果を検証してみる必要があると提案しました。
 

 今回の自由討議では、決議まで求めませんでしたが、議員間でこの問題の共通認識が高まったと思います。さらに調査研究を行い、問題解決に向けて取り組みます。