活動報告
| 閉じる |
2019/05/28:内水ハザードマップの分析
内水ハザードマップの分析

 5月28日、6月議会の一般質問で取り上げる内水ハザードマップの内容について分析を行いました。
 浸水シミュレーションを行う前提条件として、1時間最大100mm、5時間20分で総雨量を167mmと低く設定しています。
 昨年7月の西日本豪雨災害では、中津市でも7月6日午後5時までの1時間に最大時間雨量27.5mm、午後2時から7時までの5時間累計雨量が100mmでした。最近の豪雨災害では、5時間累計雨量300mm以上の事例はいくつもあります。
 今回の降水量の設定は低すぎると考えます。

内水ハザードマップの分析

 次に、海岸部の闇無、新大塚、米山、東大新田エリアには、浸水エリアが広がっており、排水ポンプの能力不足と考えられます。
 今後、ポンプ場の早期着工を求めていく必要があります。

内水ハザードマップの分析

 小楠小学校周辺、沖代公民館・沖代小学校・鶴居小学校エリア、県の総合庁舎・沖代幼稚園エリア、豊田校区に浸水エリアが広がっています。雨水幹線の早期着工が必要と考えます。

内水ハザードマップの分析

 昨年9月の私の一般質問で、「公共下水道事業計画区域について、平成26年から平成29年度において、下水道雨水基本構想の見直しを行い、浸水シミュレーションの実施により求められる効果的な対策案をもとに、今後、下水道事業全体の事業費等を考慮して計画的に雨水幹線等の整備を行いたい」旨の答弁をしています。
 今回の浸水シミュレーションを基に、浸水防止対策は出来上がっているのか調査を進めていきます。