2019/05/25:原水爆禁止大分県民会議定期総会
5月25日、原水爆禁止大分県民会議の定期総会に出席しました。
総会では、2018年度活動報告、決算、2019年度活動方針、予算が原案どおり承認されました。
総会後の学習会では、NPO法人原子力資料情報室共同代表の伴英幸さんから、「原子力政策VS脱原発運動」と題してご講演をいただきました。
全国にある60基の原発のうち、すでに24基の廃炉が決定していることに改めてびっくりしました。
現在、9基しか稼働していない中で、電力需要に対応できている現実を考えるとこれ以上の再稼働の必要はありません。
さらに、原発から出る放射能廃棄物の再処理計画がとん挫しており、核のゴミ処理問題が大きな課題となっています。
放射能廃棄物が安全なレベルまで低減するのに1万年以上もかかるため、このまま原発を動かすことは、将来世代に放射能を押し付けることとなります。
原発を早期に廃止し、安全でクリーンな自然エネルギーへの転換を図って行かなければなりません。