活動報告
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2018/07/20:地方自治研究大分県集会(21日まで、津久見・臼杵市)
地方自治研究大分県集会(21日まで、津久見・臼杵市)

 7月20日・21日、津久見市・臼杵市で開催された地方自治研究大分県集会に参加しました。
 初日は、九州大学の嶋田暁文教授から「平成の大合併の総括的検討」と題してご講演をいただきました。
 「平成の大合併とは何だったのか」の問いに対し、周辺部の衰退、周辺部の政治的代表の喪失、自治体でなくなったことによる「見えぬ化」と「声の抹殺」を踏まえるならば、「周辺部衰退のための布石(居住前線縮小)」のための国策と結論づけました。
 しかし、このままではいけない。①「地域運営組織と結節の仕組み」を構築し、機能させること、②「田園回帰1%理論」に基づき、人口安定化を目指すべきとご教示いただきました。

地方自治研究大分県集会(21日まで、津久見・臼杵市)

 2日目は、8つの分科会に分かれて、討論が行われました。
 私は、「自治体自立」の分科会に入り、以下の2つのレポートを発表しました。
 ①待ったなしの少子化対策~少子化の流れは子どもを産む世代の減少から~
 ②あなたの声を県政・市政に届けます「中津市平和運動センター、社民党中津支部、連合議員団による県政・市政報告会の取り組み」
 

地方自治研究大分県集会(21日まで、津久見・臼杵市)

 年に1回開催される地方自治研究集会には、研究レポートを提出し、県下の自治体職員や地方自治研究者と意見交換をしながら、今後の自治体のあるべき姿について調査研究を行っています。