2月3日から4日、諸町景観まちづくり協議会の視察研修で、尾道市、竹原市に行ってきました。
　広島県の尾道は、前方に海、背後に山を控えた瀬戸内海の小京都で、海上交通の要衝として栄えてきました。戦災を免れた町には、由緒ある寺や趣深い通りが残っています。山の斜面に建てられた寺は２０以上、麓から山肌を縫うように走る坂道を辿ると、必ず寺に行き着きます。
　商店街にあった銭湯は、雑貨屋さんに再利用されています。

　お洒落な電動自転車が駅前で借りられます。

　2日目は、竹原市のうさぎの島（大久野島）に船で渡りました。
　たくさんのウサギがお出迎えしてくれました！

　かつて大久野島は、秘密裏に毒ガス兵器を製造していたことから、地図から消された島と呼ばれていました。７０年以上経った現在でもその当時の建物が点在しています。また、芸予要塞時代の砲台跡も残っています。
　島内の遺跡をめぐり、大久野島の歴史を探訪しました。

　「耶馬溪」の名づけ親である頼山陽ゆかりの竹原市のまちなみ保存の研修を受けました。
　竹原は頼山陽の父祖の地で、たびたび山陽はここを訪れていたとのことです。
　観光ガイドさんの案内で、歴史的建造物の残る町並みを散策しました。
　ガイドさんも中津にお出で下さったとのことです。
　

　この地区にも、まちづくり協議会が組織され、歴史的なまちなみを残す取り組みを進めています。