活動報告
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2017/03/04:NPO法人なかつ耶馬渓活き域きネット先進地視察(5日まで、高知市、松山市)
NPO法人なかつ耶馬渓活き域きネット先進地視察(5日まで、高知市、松山市)

 3月4日、5日の2日間、NPO法人なかつ耶馬渓活き域きネットの仲間と一緒に、高知市、松山市に行ってきました。
 高知県佐川町では、土佐藩筆頭家老深尾氏の城下町として栄え、江戸期から綿々とその伝統を守る造り酒屋の酒蔵や旧商家を中心に風情ある街なみが形成されています。
 第9回さかわ・酒蔵の道ひなまつり会場の築150年の旧商家・浜口邸では、代々受け継がれたお雛様が飾られていました。

NPO法人なかつ耶馬渓活き域きネット先進地視察(5日まで、高知市、松山市)

 高知県では、2017年が江戸幕府が政権を朝廷に返上した「大政奉還」から150年、2018年が「明治維新」から150年の節目の年に当たることから、2か年にわたり、「志国高知 幕末維新博」を開催しています。
 4日は、オープニングの日で、高知城や周辺ではいろんなイベントが執り行われていました。

NPO法人なかつ耶馬渓活き域きネット先進地視察(5日まで、高知市、松山市)

 翌日は、土佐の日曜市に行ってきました。
 午前5時30分から午後5時まで、高知のお城下追手筋において、全長約1300mにわたり、約420店が軒を並べています。新鮮な野菜や果物はもちろん、金物、打ち刃物、植木なども売られています。ひろめ市場では、カツオを藁で焼き「たたき」を実演販売していました。市場の中には、買い物をしてそこで食事がとれるスペースも確保されていました。

NPO法人なかつ耶馬渓活き域きネット先進地視察(5日まで、高知市、松山市)

 高知の名物といえば「かつおのたたき」、売りになる食材を中心に、重要文化財の高知城、維新を駆け抜けた坂本龍馬など、食と歴史を活かした観光振興はとても参考になりました。
 2年間のロングランである「幕末維新博」では、県内各地の自治体が、いろんな仕掛けの催しを企画しています。「龍馬伝」でブレイクした高知県ですが、維新をキーワードにさらなる観光客誘致を目指しています。やはり、観光振興には戦略が必要と痛切しました。

NPO法人なかつ耶馬渓活き域きネット先進地視察(5日まで、高知市、松山市)

 松山市では、道後温泉につかってきました。
 5年ぶりに訪ねましたが、道後温泉周辺の道路整備が進み、歩いて楽しむ環境の整備が進められています。
 道後温泉の上には、こんな視点場ができており、全景を見ることができるようになっています。