活動報告
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2017/03/01:中津市職労女性部学習会「気軽にできる防災対策」
中津市職労女性部学習会「気軽にできる防災対策」

 3月1日、中津市職労女性部の学習会に来賓として参加しました。
 ノースFMなかつの「大波多 かをる」さんを講師に、「気軽にできる防災対策」と題してご講演をいただきました。
 あいさつで、昨年4月14日の熊本・大分地震で宇土市に災害ボランティアとして活動した際のエピソードをお話ししました。
 救援物資の配給では、一人1個のルールを守らず、何回も来る人がいたこと。配給が少ないと言って市の職員に苦情を訴える方が多く、職員が委縮してしまったこと。苦情を言う大人たちとは違い、中学生や高校生、大学生が積極的にボランティア活動に参加してくれたこと。等を報告しました。
 災害が起きた時、市の職員だけでは対応が困難で、支援を手伝ってくれる市民の比率をいかに高めていくかが、防災対策の第一歩と考えています。

中津市職労女性部学習会「気軽にできる防災対策」

 講師の大波多さんから、
 地震が起きたら、まず自分が助かる手立てを考えてほしい。自分が助かってこそ、他人を助けることができる。
 災害に備えるために、
 ①車のガソリンは1/3になったら給油する。
 ②車に、メガネ。バスタオル、ハンドクリーム、箱ティッシュ、スマホの充電器、保冷バッグ、温泉セットを積んでおく。
を心がけているそうです。
 避難所運営に女性の声を反映させるため、運営委員に積極的にかかわること。そうしないと女性への配慮は男性では分からないと訴えました。

 いつもは、来賓あいさつをしてから退席するのですが、良いお話しを聞くことができました。