2016/06/30:東九州新幹線調査結果報告会
6月30日、県が開催した東九州新幹線調査結果報告会に出席しました。
東九州新幹線の整備により北九州から鹿児島までの所要時間が、現行6時間41分から1時間48分に短縮されます。なんと、5時間も短縮されます。
北九州から大分までが31分ですから夢のようです。
東九州の完成で、1日当たり1万人の需要が見込まれるそうです。
整備費用は2兆6730億円。大分県内では9000億円との試算になっています。
新幹線が整備されるとJR九州が日豊線の運行を廃止し、関係自治体による第3セクターでの運営になる可能性があります。
これまでの例によるとかなりの財政負担が発生します。
はたして、中津市に新幹線の駅ができるのか、市の財政負担がどの程度になるのかはこれからですが、巨大なプロジェクトが動き始めました。
新幹線が整備されるとストロー現象で、中津市の観光客や買い物客が都会に流れる可能性も発生するため、慎重に検討しなければなりません。
地方創生のもう一つの目的である「一定程度の都市にまちの機能を集積する」ことに繋がらないように、中津市の産業、観光に磨きをかけて行かなければなりません。