活動報告
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2016/04/26:飯塚市、田川市の観光施設の利活用調査
飯塚市、田川市の観光施設の利活用調査

 4月26日、全線開通した東九州自動車道の椎田南IC-豊前IC間を通って、飯塚・田川市へ行ってきました。
 九州に2つしかない木造建築物の嘉穂劇場に行ってきました。月に1回定期公演が行われていますが、それ以外の日には一般公開されています。
 施設のガイドさんが、建物の歴史や施設の説明をしていただきました。
 一人旅だったので、写真を撮りましょうかと声をかけていただき、記念写真を撮ることができました。


飯塚市、田川市の観光施設の利活用調査

 次に、NHKの朝のドラマ「花子とアン」で一躍有名になった白蓮ゆかりの旧伊藤伝右衛門邸に行ってきました。
 広大な敷地に、重厚な日本建築の建物が建っています。
 建物は、所有者から寄附採納を受け、用地を市が購入し、約5000万円をかけて修復したとのことでした。
 観光ボランティアが、建物の特徴や時代背景を詳しく説明していただきました。
 ここでも、写真を撮りませんかと優しく声をかけていただきました。

飯塚市、田川市の観光施設の利活用調査

 次に、飯塚市歴史資料館に立ち寄りました。
 飯塚市歴史資料館は郷土の歴史・文化財に対する市民の理解と認識を深め、市民の文化活動、生涯学習に寄与するために、昭和56年11月に開館したそうですが、やっぱり閑古鳥 が鳴いていました。

飯塚市、田川市の観光施設の利活用調査

 最後に、田川市石炭・歴史博物館に行きましたが、博物館は改修工事中で、外の附帯施設を見学しました。
 世界記憶遺産に登録された山本作兵衛氏の炭坑記録画を復元した炭鉱家屋で展示していました。
 九州・山口の近代化産業遺産群のひとつとして、世界遺産暫定リスト入りに向けて取り組みましたが、残念ながら候補から外れてしまいました。



飯塚市、田川市の観光施設の利活用調査

 今回は、歴史・観光施設の利活用について、調査を行いました。
 施設を説明していただける観光ガイドや職員の方が、親切丁寧に対応することで理解が深まるとともに、次は家族や友人を連れてきたいと思いました。
 旧伊藤邸、嘉穂劇場では、スマホを活用した案内システムも用意されていましたが、外国人の方が来た時に利用するよう勧めているとのことでした。
 飯塚市、田川市とも炭鉱で栄えた町であり、連携した観光ルートの構築により滞在時間を延ばすことが可能と感じました。1日観光ルートを2、3か所と連携することにより宿泊型観光の促進に繋がるのではと感じました。