4月19日、20日、吉村、千木良議員と一緒に、熊本地震で被災した宇土市に、災害ボランティアに行ってきました。
前日に、お米60kg、水160kg、大人用紙おむつ、子ども用紙おむつと自分たちの食料等を車に積み込み、午前1時に出発し、午前5時に宇土市に到着しました。
早速、6時から持ち込んだおにぎりや救援物資の水、パン等を配付しました。
お昼に佳花ラーメンの提供があり、そのお手伝いをしました。
用意していただいた600食のラーメンが約2時間でなくなりました。
パンや乾パンなどしか食べていなかった被災者から、温かい食事を提供していただいた佳花ラーメンのスタッフの皆さんに感謝の言葉が寄せられていました。
ここに避難されている人は、余震があるため家の片づけができず、避難されている方が多く、給水が始まり余震が治まれば家に帰れるのだがと語っていました。
災害対策本部には、市内の高校生や大学生約120名が災害ボランティアとして活動してくれています。 高校生は24日まで、大学生は1か月間の休みを利用して、ボランティア活動に参加するとのことでした。とっても心強い若者たちです。
午後から、避難所3か所に、水、ごはん、お茶、おむつ、ミルク等を配達し、臨時の配給活動をしました。
市の職員が配給に行くと悪態をつく市民の方がいるということで、よそ者でチームを組んで配付活動を行いました。
市民のごく一部に、被災者意識が強く、自助、共助の精神を忘れ、公助に頼り切っている方がおられることが残念でたまりません。
避難所となっている総合運動公園には、沢山の車が泊まっています。
益城町は、熊本市や宇土市と違って、建物被害が激しく、帰る家もない状況にあり、早急が仮設住宅の建設が必要と感じました。
わずか2日間の災害ボランティアでしたが、現地での活動を通じて沢山のことを学ばせて頂きました。
被災者に寄り添う温かい気持ちの大切さとともに、避難者であってもできるだけ自助で頑張ること、共助で助け合うこと、公助が必要な方に重点的に支援できる体制を確保すること等です。
今回の経験を糧にして、中津市における避難者支援や避難所の運営のあり方を検討していきたいと思います。
宇土市の皆さん、大変お世話になりました。そして、お体をご自愛なさって頑張って下さい。