1月30日、31日、NPO法人中津まちなみ会の現地研修で宮崎県日南市飫肥町、綾町に行ってきました。
　2日目は、昭和60年、時代考証により日本ではじめて中世風城館の天守初期の建造物が構築された綾城にいってきました。
　綾町産の木材を使って建てられた山城で、城内は歴史資料などが展示されています。最上階からの展望は爽快です。

　敷地内には、織物や陶芸の体験ができる「綾国際クラフトの城」も併設されており、綾町内のアトリエで作られた作品の展示販売が行われていました。

　次に、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている日向市美々津町の街並み探査を行いました。
　江戸時代から明治・大正時代にかけて関西との交流の拠点として栄えた港町・美々津の立縫の里には、白壁や出格子、虫籠窓など京風の趣があり、上方文化の交流の深さを感じさせる。

　情趣豊かな京風の家並み白壁の町で、往時を偲ぶことができます。白壁の家並みはゆったりと散策したり、シャッターポイントとしてもぴったりです。
　幕末に建てられた廻船問屋「河内屋」を復元した日向市歴史民俗資料館では、番頭さんの席に座ることができます。

　美々津の街並みは、中津の豊後街道、諸町の街並み景観整備方針に似ており、とても参考になりました。