活動報告
| 閉じる |
2015/02/14:中津に生きる古代の田んぼ「条里」でつながるシンポジウム
中津に生きる古代の田んぼ「条里」でつながるシンポジウム

 2月14日、小幡記念図書館で開催された「中津に生きる古代の田んぼ『条里』でつながるシンポジウム」に参加しました。
 文化庁記念物課の近江 調査官から「古代国家の統治システム-駅路・郡衙・条里」と題して、講演を
いただきました。
 中津の古代の面白さとして、
 1.1300年前の道路が今も現役
 2.駅路・郡衙・寺院・条里といった古代の統治システムがそのまま残っている。
 3.内陸から沿岸へという日本史レベルの年の変遷過程が解る。(永添⇒中津城へ)
 4.歴史を活かした個性的で魅力的なまちづくりを目指している。
と評価して頂きました。
 また、「歴史・文化は先人たちが永遠と創り上げたのもので、大変貴重である」と訴えられました。

貴重なご講演をいただけるということで、大変楽しみにしております。また、近江調査官のご講演と、別府大学の飯沼先生をコーディネーターにお招きしてのパネルディスカッションを通じて、私たちの故郷 中津の歴史について、さらなる発見があるのではないかと思っております。本日のシンポジウムにより、沖代条里の意義や価値を皆様と共有し、共感していただけますことを、そして、沖代条里をはじめとする素晴らしい遺跡、文化財のある中津市になお一層誇りを持っていただけますことを祈念いたします。」とあいさつしました。

中津に生きる古代の田んぼ「条里」でつながるシンポジウム

 第2部の「沖代条里と中津の古代遺跡が持つ可能性」のパネルディスカッションは、地元のどんど焼きの準備で途中で退席させていただきました。
 後日、市のHPで内容の確認をしたいと思います。