活動報告
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2013/06/17:原水禁平和行進
原水禁平和行進

 6月17日、原水爆禁止平和行進に参加しました。
 この平和行進は、沖縄から出発し、九州全域を巡り長崎・広島までタスキを引き継ぐものです。
 原水禁の運動は、核実験反対と核兵器廃絶・被爆者の救援といった当初の課題にとどまらず、いまでは原子力の「平和利用」も含めた、あらゆる「核」に反対する運動に広がっています。
 今年で、原爆投下から68年目を迎え、福島原発事故から2年が過ぎました。
 今でも約16万人の福島県民の方が、故郷に帰れない状態が続いています。

 チェルノブイリ原発、福島原発の事故を見ても明らかなように、原子力を利用した施設ではひとたび事故がおこると、莫大な被害をもたらします。
 いかなる安全対策を施したとしても人間が動かすものである以上、絶対に安全ということはあり得ません。
 技術を過信し、原子力を人間が完全に制御できるという傲慢な発想に対して、私たちは警鐘を鳴らしてきました。
 とくに日本では、危険なプルトニウムを利用した核燃料サイクル計画が強引に推し進められようとしており、私たちはこれに強く反対し、脱原発の世界をつくりたいと考えています。

 

原水禁平和行進

 この核による惨劇を後世に伝え、核のない平和な世界をつくるため、私たちは、宇佐市ウエストから中津市役所まで行進しました。

 最後に、中津市議会議長、中津市長に、核のない平和な社会の実現に向けて要請しました。