活動報告
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2013/06/10:政治学習会「自民党の新日本国憲法改正草案の問題点」
政治学習会「自民党の新日本国憲法改正草案の問題点」

 6月10日、社民党中津支部、平和運動センター主催の政治学習会「自民党の新日本国憲法改正草案の問題点」に参加しました。
 市内に弁護士事務所を開いている中山知康弁護士より「自民党憲法改正草案について」と題して、講演をいただきました。

 「憲法」とは、主権者である国民大衆が権力者をしばる手段だ。だから安易に改正できないようになっている。
 改憲マニアの政治家たちが憲法から自由になろうとして96条の改正要件を緩くしようとするのは愚かで危険なこと。
を再認識しました。

 自民党改正草案は、国防義務、緊急事態指示服務義務など国民に多くの義務規定を盛り込みながら、国による権力の行使を容易にし、国民を支配しやすくする意図があります。

政治学習会「自民党の新日本国憲法改正草案の問題点」

 自民党にとっては結党以来、憲法改正とは9条改正であり続けてきました。96条が改正されてしまえば、9条改正は時間の問題です。
 
 7月の参院選の結果によっては、初めての改憲が現実味を帯びてきます。
 国家の大転換となるテーマなのに、議論が深まっているとはいえません。

 今、感じるのは、自民党の巧みな「世論操作」です。
 世界からみて、日本の憲法が異常であるように言い立てる。
 アベノミクスが好調な陰で、改憲に向けた歩みを進めています。

 気がついたら、九六条が改正されていたとなっては、取り返しがつきません。
 参議院選挙では、護憲の立場で腹を据えて取り組んでいきたいと思います。