活動報告
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2012/12/28:国土交通省山国川河川事務所との協議
国土交通省山国川河川事務所との協議

 12月28日、7月豪雨で被災した耶馬溪町の馬溪橋の架け替え問題で、山国川を管理している国土交通省山国川河川事務所と協議を行いました。
 現況の馬溪橋付近の山国川の川幅は、他の区域に比べて狭くなっています。昔、橋を架ける際には川幅のせまい所に造っていたそうです。
 治水の視点では、馬溪橋は支障となる構造物となっています。
 しかし、名勝耶馬渓の山国川筋の景に指定され、市の文化財にも指定されているため、文化財の立場で存廃を検討しなければなりません。
 また、この橋は市道となっているため道路管理者の立場でも検討が必要となっている。
 馬溪橋の存廃を決めるためには、国の名勝耶馬溪としての文化財調査、残した場合の治水上の対策等を検討しなければならないため、3年程度の調査が必要であると考えます。

国土交通省山国川河川事務所との協議

 そこで、今すべきことは、
 ①橋の存廃は抜きにして、通行止めとなっている橋の改修によって交通の利便性を確保する。
 ②浸水被害を解消するためには、川幅を広げる必要があり家屋移転の可能性を探る。
 ③橋の文化財構造調査の実施。
 ④残した場合の治水上の対策(更なる川幅の拡幅)と事業費積算調査の実施。
 を実施した上で、最終的な橋の存廃を決定する必要がると考えます。