2012/11/24:歴史的建築物(諸町集会所)構造調査
11月24日、NPO法人中津まちなみ会のメンバーとして、市が「南部まちなみ交流館」として整備する歴史的建築物(諸町集会所)の建築構造物調査を実施しました。
この建物は江戸時代末期頃に建築されたもので、80cmを超える松の梁を組み合わせる日本固有の建築技術で建てられていますが、一部シロアリで梁や柱が朽ち果てている箇所もあります。
白漆喰で仕上げられた壁の下地には土壁が塗られ、ワラではない繊維質の草?が使われています。
今回の調査結果を踏まえ、江戸時代に建築された建物の図面を復元していきます。
中津まちなみ会は、市内の建築士で組織されたNPO法人で、景観法に基づく景観整備機構にも指定されています。